ファクスの誤送信抑止
ファクスの誤送信リスクを低減する、さまざまな機能を充実させました*1
ファクスの宛先間違いは、誰もが起こしうるミスである一方、取り返しのつかない重大な事態に発展しかねません。そこで、確認のために宛先を2度入力させる「宛先再入力」や、以前送信した相手先をリストから選択し送信する「手動リダイヤル」など、誤送信抑止に貢献する機能を充実させました。DocuCentre-IV C2263はビジネス用途向けファクスのセキュリティー機能のガイドライン「FASEC 1*2」に適合しています。
*1 オプション。ファクスキット2が必要。
*2 電話回線におけるファクシミリ通信のセキュリティー機能強化を推進するために、情報通信ネットワーク産業協会により制定されました。
隠し文字印刷コピーで不正コピー抑止*3
コピーすると文字が浮かび上がるような背景を合成して出力できます。不正コピーによる情報漏えいの抑止に役立ちます。*3 オプション。複製管理拡張キットが必要。
プライベートプリントがセキュアでムダのない出力を支援します*4
プリントジョブを強制的に複合機の記憶装置に蓄積、認証後に出力します。これにより放置プリントやミスプリントを抑止。さらに出力の際、部数や両面/片面、カラーモードを白黒にするなど、印刷設定の変更も可能に。ミスやムダを抑え、TCO削減に貢献します。*4 認証モードでの運用が必要。
ネットワーク上での漏えい抑止
インターネットを含め、通信経路での漏えい・改ざんに対する抑止効果を高めます
IPv6のほか各種の通信規格に対応
IPパケット単位でのセキュリティ処理を行なうIPsec*1を標準装備した次世代プロトコル「IPv6*2」を利用できます。また、業界標準の通信規格であるSNMPv3やユーザー認証規格のIEEE802.1xに対応。ネットワーク環境において、より強固なセキュリティを提供します。
*1Security Architecture for Internet Protocol
*2Internet Protocol Version 6
暗号の2010年問題に対応
PCの性能や解読技術の向上により徐々に低下する暗号技術の安全性。富士ゼロックスの複合機は、新しい暗号技術への移行を予定する政府の調達条件に盛り込まれる暗号化基準をクリアすることで、この問題に対応しています。
暗号化プリント機能も装備
IPPプリントにおいて、SSLによる通信経路の暗号化が可能です。経路の暗号化で不正アクセスによる情報漏えい抑止に寄与します。
本体でPDFのパスワードを直接設定
プッシュスキャン時、出力ファイル形式としてDocuWorks文書やPDFを選択した場合、それぞれが持つパスワードセキュリティを本体で直接設定できます。パスワードの入力がないとファイルを開けなくしたり、プリントや転記を制限することができます。
注記:暗号化されたDocuWorks文書およびPDFを開くには、DocuWorks Viewer Light Ver. 4.0~7.0またはAcrobatR 5~9が必要。
本体からの漏えい抑止
複合機に残るデータからの漏えいに対処します
ハードディスクの上書き消去*1
コピー、ファクス、スキャン、プリント処理後にハードディスクを自動的に上書き消去します。ハードディスクに記録されていたデータの不正な取り出し/復元を防ぎます。
*1オプション。データセキュリティキットが必要です。ハードディスクドライブ搭載機にのみ取り付け可能です。
データの暗号化*2
記憶装置へのデータ書き込み時に暗号化することにより、保存データへの不正なアクセスなどを防ぎます。
*2オプション。ハードディスクドライブ搭載機にはデータセキュリティキット、ソリッドステートドライブ搭載機にはデータ暗号化キットが必要です。