コピー機・ドキュカラー DocuColor 1450 GA/Designing

高度なカラーマネジメント機能を提供

さまざまなカラーワークフローに対応

・CMYKワークフロー
すべてのデータをCMYKで統一している場合に、印刷環境の色再現をシミュレーションします。RGB警告、分版合成/オーバープリント再現モード、EPS(JPEG)画像対応機能と併用することで、トータルなカラーマネジメントを可能にします。

・RGBワークフロー
Microsoft® Word、Excel® 、PowerPoint® などのオフィスアプリケーションを使ってプリンター出力する際に用います。「sRGB」または「する」に設定することで、RGB色補正が行なわれます。

・特色ワークフロー(CMYKワークフローの拡張)
・2色印刷ワークフロー(特色ワークフローの拡張)
・カラープロファイル埋め込みRGBワークフロー(AdobeR PhotoShopR のPostScriptR カラー管理画像を配置)
・InRIPセパレーションワークフロー(製版用RIPで色分解)
・JDFワークフロー*

CIP4による国際標準規格に従いXML言語で記述されたジョブチケット「JDF(Job Definition Format)」に対応。ホットフォルダー受信またはHTTP 受信により、JDF対応アプリケーションからプリントできます。
*オプション。

さまざまなカラープロファイルに対応

DIC標準色認定の取得をはじめ、Japan Color、雑誌広告業界の標準カラーであるJMPAカラーに対応*1。DIC、TOYO、PANTONER の特色をシミュレーション可能です。さらに、GRACoLR やSWOPR、ISO Coatedといった新たな海外版色基準にも対応します。

CMYKプロファイルを作成

スミ版を保持した高度なCMYKシミュレーションを実現する「4次元ダイレクトルックアップテーブル」を作成できます。X-Rite社のi1® による測色値のほか、市販のツールによるICCプロファイルも使用できます。

精度の高いプロファイルを作成可能

任意のパッチセットの測定結果やICCプロファイルからプロファイルを作成できるCMSソフトウエアColor Profile Maker Proを提供します。測色には、i1® シリーズが使用可能。CMYKトナー量を160%まで抑えられる超低総量規制やプロファイルの色再現を調整できるターゲット調整に加え、Ver9.0からはシミュレーション結果を測色してフィードバックを行なうモードが追加され、より高精度なプロファイルを作成できるようになりました。

利用環境に応じたカラーマネジメントが可能

色を決めるための4要素であるトナー色再現、色変換、プロファイル生成、キャリブレーションをカバーする業界標準のカラーマネジメントに対応。ワークフローに合わせたカラーマネジメントにより、高度な色再現を可能にします。

多彩なキャリブレーション

オプションで、X-Rite社の分光測色器i1® に対応。スキャナーによるキャリブレーションと、測色器によるキャリブレーションが可能です。
・スキャナーによるキャリブレーション
キャリブレーションチャートを原稿セット部に置き、スキャンさせてデータを読み込みます。
・測色器によるキャリブレーション
測色器でキャリブレーション用データを読み込みます。複数のマシンの運用管理に適しています。

ユーザー調整カーブで自由に色調整

CMYK各色を自由に調整してプリントできます。調整はRGB、CMYK、CIE画像、特色のすべてのカラーモードに有効。また、ハイライト部の微調整も可能です。

AdobeR RGBおよびsRGBに対応

デジタルカメラデータの標準色空間であるsRGBや、RGBワークフローで使用されることが多いAdobe® RGB(1998)に対応。プロファイルが付いていないデータも美しくプリントできます。また、「sRGB」(写真画質の自動補正)を選択すれば、色の偏りを自動補正してプリントします。

sRGB(写真画質の自動補正)

RGBを忠実に再現

RGB色補正、RGB出力のプロファイルを「読込」「割付」し、カラープロファイル作成の流れをダイアログで確認しながら設定できます。
・RGB→Lab(RGB色補正プロファイル機能)
モニターやスキャナー用のICCプロファイルをサーバーに読み込み、プリントに反映できます。
・Lab→CMYK(RGB出力プロファイル機能)
プリンターや印刷機用のICCプロファイルを読み込み、RGB系画像に反映できます。
・RGB出力インテント機能
「RGB出力プロファイル」で指定したユーザープロファイルで、色空間マッピングを変換できます。

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